●東中国クマ集会拡大公開定例会 2001.12.15 (終了しました)
●シンポジウム:新・生物多様性国家戦略を考える 2001.12.16 (終了しました)
●公開シンポジウム「長野県におけるツキノワグマ保護管理と各地のクマ対策事情」2001.12.08 (終了しました)
●「日本のクマ」を考えるシンポジウム 2001.12.1 (終了しました)
●第22回東北自然保護の集い 2001.11.10-11(終了しました)
●野生生物保護法制定をめざす全国ネットワーク シンポジウム (終了しました)
●第9回クマを語る集いIN盛岡 2001.9.22-23 (終了しました)
●第5回獣害対策学習会(芦屋大会) 2001.12.22-23
演題一覧
●りぶらぶあにまるず21〜21世紀の人と動物の共生へ向けて〜 2001.9.22-23 (終了しました)
●野生生物保護学会2001年大会 2001.12.14-16 (終了しました)
●ヒグマフォーラムin浦幌 2001.08.25-26 (終了しました)
●自主映画『イヨマンテ−熊おくり』上映会 (終了しました)
●「市民が担うワイルドライフ・マネージメント」 (兵庫県立人と自然の博物館)
●「アースディ2001東京」に信州クマ研が参加 2001.4.21-22 (終了しました)
●講演会:『野生動物が息づく森林生態系は守れるか?』(2001.4.14) (終了しました)
〜秩父広葉樹の森づくりと緑の回廊計画〜
●13th IBA CONFERENCE
(第13回国際クマ学会) 2001.5.21-5.25(終了しました)
●第112回日本林学会大会関連研究会「鳥獣研究者の自由集会」 (終了しました)
●ハーフペニー氏講演会 『野生動物との共生を目指して 〜クマと一緒に暮す方法〜』 (終了しました)
●WWFセミナー in
信州 〜21世紀の野生動物との共存をめざして〜 (終了しました)
●第20回美ヶ原セミナー〜『美ヶ原のクマは生き残れるのか?』 (終了しました)
●第4回東中国クマ集会開催のご案内 (終了しました)
●2000年 クマ関連のイベント (過去のデータ)
●1999年 クマ関連のイベント (過去のデータ)
●1998年 クマ関連のイベント (過去のデータ)
東中国クマ集会拡大公開定例会 (終了しました)
― 東中国クマ集会12月拡大公開定例会開催のお知らせ ―
【日時】 平成13年12月15日(土)
16:00〜18:00
【場所】 兵庫県立 人と自然の博物館
4F 大セミナー室 (B会場)
<話題提供>
『北海道でのヒグマの現況と保護管理への取り組み』
話題提供者:前田菜穂子さん(のぼりべつクマ牧場)
『岩手県でのツキノワグマ保護管理への取り組み』
話題提供者:藤村正樹さん (アウトバック代表、岩手県ツキノワグマ研究会)
日ごろ、クマの保護管理に取り組んでおられるお二人にその内容についての紹介をしていただき、その後、話題提供者を交えた自由討論会の時間を持ちたいと考えております。クマに興味があり、もっとクマのことを知りたい人、自分の力でクマを守っていきたい人、クマ問題に興味がある人をはじめ、多くの皆様のご参加を、心からお待ちしております。
<参加費> 無料
<参加方法>
当日自由参加(定員約60名) 博物館4F入り口に受付を設置します。
<主催> 東中国クマ集会・人と自然の博物館
<問い合わせ先> 望月 義勝(東中国クマ集会) E-mail:
mocchin@aol.com
人と自然の博物館へのアクセスは下記のサイトをご覧下さい。
http://hitohaku.jp/muse/docs/traf.html
シンポジウム:新・生物多様性国家戦略を考える (終了しました)
『シンポジウム:新・生物多様性国家戦略を考える』
★意見募集します★
12月16日にシンポジウムを開催いたします。このシンポジウムには、国家戦略作成の担当部局である環境省を初め、関連各省、国家戦略の小委員会委員の方々も出席される予定です。
12月10日に骨子案が検討され1月には素案がまとまる予定です。そこで全国各地から「新・生物多様性国家戦略」策定に向けて幅広く、様々な方々から意見を集め、国家戦略の内容に反映できるように働きかけたく考えています。
これまでの国家戦略の配付資料や議論の内容は、生物多様性センターのホームページに掲載されております。
http://www.biodic.go.jp/nbsap.html
【意見内容】
意見内容の作成は、生物多様性センターのホームページで公開されている情報を元に作成して下さい。
【意見項目】 次の項目で意見を集めたくお願いいたします。
名前:
テーマ:
意見:
発表の有無:
提出者:住所、氏名(団体名)、電話番号、FAX番号、メールアドレス
【意見提出の方法】
電子メールでお願いします。
【意見提出期限】
2001年12月11日(火)までにお願いします。
【発表方法】
送っていただいた意見は、全て、シンポジウム当日に配布する資料の中に綴じ込ませていただきます。また、発表希望の方は、時間の都合もありますので、意見の集まり具合と内容により事務局で発表者を選ばせていただきます。
【問い合わせ先(実行事務局)】
〒105-0014
東京都港区芝3-1-14 日本生命赤羽橋ビル6F
Tel:+81-3-3769-1772 Fax:+81-3-3769-1717
WWFジャパン 自然保護室 次長
草刈 秀紀 kusakari@wwf.or.jp
公開シンポジウム
「長野県におけるツキノワグマ保護管理と各地のクマ対策事情」 (終了しました)
主催:星野リゾートピッキオ
協賛:軽井沢ワイルドフォレスト
後援:長野県、軽井沢町、どんぐり運動の会、信州ツキノワグマ研究会、日本クマネットワーク、
SBC信越放送、NHK長野放送局、テレビ信州、長野朝日放送、長野放送、
朝日新聞社長野支局、信濃毎日新聞社、読売新聞社、FM軽井沢 (順不同)
【公開シンポジウムの趣意】
ツキノワグマは本州の豊かな自然環境を象徴する大型野生動物です。その昔、森の奥深くに暮らすクマを人々は「山の神」として畏敬の念を払い、森に住む隣人として共に暮らしてきた時代がありました。しかし、天然林の伐採や土地開発、道路整備などの開発行為により生息域を追われたクマが人里にまでしばしば出没し、農作物や果樹・養蜂・林業などに被害を及ぼすといったことが頻繁に起っています。また、クマが人里に出没すること自体が住民に精神的被害を与えるということから、毎年多くのツキノワグマが有害鳥獣駆除によって捕殺されています。既に九州・四国・西中国山地・東中国山地・紀伊半島・下北半島などでは絶滅が懸念されています。
そのような状況の中、1999年には鳥獣保護法が改正され、クマ類に関しても従来行われてきた「出没したら、即刻、駆除」というその場しのぎの対処療法ではなく、地方自治体が主体となり保護管理計画を立案し、実施していくことが定められました。長野県においてもツキノワグマを保護することへの社会的な関心が高まる一方で、農林業被害や人身事故の多発により、その保護のあり方が問われるようになってきました。長野県はツキノワグマ個体群を健全な状態で維持することを基本的な理念として、1995年に県独自に「ツキノワグマ保護管理計画」作成しました。さらに今年度中に現計画の見直しが行われ、法制度に基づいた「特定鳥獣保護管理計画」へと移行する予定になっています。
軽井沢町においては、数年前からツキノワグマが夜間に街なかを徘徊し、ゴミ集積所のゴミ、家庭にあるコンポストや野外に出してある冷蔵庫を漁るなど人家周辺への出没が頻発しており、今後この大型の野生動物とどのように付き合っていくべきかが大きな課題となっております。また、「自然との共生」を目指す軽井沢町としてもいかに地域住民の安全と安心を確保しつつ、ツキノワグマたちと共存していくかは今後の重要な課題となっています。2000年下半期よりツキノワグマの被害防除と保護管理のための調査・対策事業がスタートしております。私たちピッキオは、この事業を受託しクマの捕獲・追跡調査、住民への啓蒙活動などを続けてきました。
今回のシンポジウムでは、長野県行政としての取り組みをご紹介していただくと共に、実際に全国各地でクマの被害対策や保護管理に携わっておられる方々にその活動を紹介していただき、クマと住民や各地からの参加者と共に、クマと上手く付き合うには「どのように考え」、「何をするべきか」、そして「何ができるのか」を考えてみたいと思います。
※シンポジウム開催場所付近にも、この夏クマが出没しておりました。
(当日のスケジュール)
公開シンポジウム
<長野県におけるツキノワグマ保護管理と各地のクマ対策事情>
日時:2001年12月8日(土)、13:00〜16:30
会場:軽井沢町中央公民館大講堂(軽井沢大字長倉2353-1)
参加費:300円(資料代として)
会場までのアクセス:
東京から/長野新幹線で軽井沢駅まで約70分
長野から/長野新幹線で軽井沢駅まで約30分
軽井沢駅から/しなの鉄道で軽井沢駅から中軽井沢駅まで5分
* 最寄の駅は中軽井沢駅です。
* 中軽井沢駅から会場までは徒歩で約10分です。
* 会場へは中軽井沢駅改札(改札口は1つです)を出て、50m先の「中軽井沢」の信号を右折し、そのまま約5分国道18号を軽井沢駅方面に向かって直進し、橋(湯川橋)を渡ります。橋を渡ると軽井沢町役場が見えますので、役場の手前の路を左折、そのまま歩いて約2分で会場に到着します。
12:00〜受付開始
開会(13:00−13:10)
総合司会:小山克(星野リゾートピッキオ)
主催者の挨拶
星野 佳路 (星野リゾート社長)
第1部:長野県のツキノワグマ保護管理 (13:10−13:45)
1.長野県におけるツキノワグマ保護管理の現状と課題
中澤 憲昭 (長野県森林保全課)
2.長野県におけるツキノワグマ保護管理の問題点と提案
林 秀剛 (信州大学理学部教授)
第2部:各地のクマ対策事情 (13:45−14:25)
1. 知床半島に生息するヒグマの保護管理対策
山中 正実 (斜里町環境保全課自然保護係長・研究員)
休憩(14:25−14:35)
2.広島県戸河内町に生息するツキノワグマの保護管理対策
栗栖 浩司 (戸河内町産業観光課)
3.群馬県桐生猟友会の取り組み
岩崎 國廣 (群馬県桐生猟友会会長)
4.軽井沢町に生息するツキノワグマの保護管理対策
田中 純平 (星野リゾートピッキオ)
休憩 (15:35−15:45)
質疑応答/コメント
閉会 (16:10−16:15)
閉会の挨拶
南 正人 (星野リゾートピッキオ代表)
※講師、発表内容、時間などは当日変更になる可能性もありますので、予めご承知ください。
●申し込み・お問い合せ先
〒389−0194
長野県北佐久郡軽井沢町長倉星野 星野リゾートピッキオ 田中宛て
(FAX) 0267-46-3818
(E-mail) junpei@hoshinoresort.com
※参加希望者は星野リゾートピッキオ田中純平宛まで郵便、FAX、もしくはe-mailでお願いします。
●シンポジウム申し込み締め切り日:平成13年11月30日(金)
※シンポジウム参加費は当日受付で徴収いたします。
「日本のクマ」を考えるシンポジウム (終了しました)
世界の注目をあびる日本のクマ
時 :2001年12月1日(土)午後1時〜5時
所 :YMCAアジア青少年センター9階ホール(同時通訳)
東京都千代田区猿楽町2-5-5(Tel.03-3233-0611)
交通:JR水道橋5分、JRお茶の水駅8分
講師:バーバラ・マース(ニュージーランド自然保護省、生物学者)
「檻の向こうのクマたち−行動学的知見から引き出される福祉の重要性」
ヴィクター・ワトキンス(世界動物保護協会WSPA野生生物部長)
「世界各国におけるクマのサンクチュアリー設置について」
米田一彦(日本ツキノワグマ研究所代表)
「クマの駆除の実態と保護政策について」
坂元雅行(野生生物保全論研究会事務局長)
「クマの保護と野生生物保護法の必要性」
野上ふさ子(地球生物会議代表)
「クマの保護と法律・基準の改正の必要性」
コメンテーター:小原秀雄(女子栄養大学名誉教授)
主催:世界動物保護協会(WSPA)/地球生物会議(ALIVE)
協賛:野生生物保全論研究会(JWCS)/野生生物保護法制定をめざす全国ネットワーク
近年、世界的に、展示飼育下における野生動物の福祉についての関心および議論が高まっています。飼育下の野生動物の福祉を考慮する場合、動物行動学的な見地のみならず、動物心理学や環境整備の問題なども含まれます。それらには種差があり、特にクマについては、人工的な限られた環境における飼養が難しいという見解が出されています。
日本国内におけるクマ牧場については、WSPAおよびALIVEの9年間にわたる調査により、収容されているクマの健康や福祉面における問題点が指摘されてきました。今回、海外から2名の専門家が来日し、日本のクマ牧場のこれからの取り組みについて、具体的に考えていく場を設けたいと思います。
一方、近年、野生のクマが人里に現れ、農作物を食べ荒らすなどの理由で次々と有害駆除されるニュースが報じられています。この機会に、国内の野生のクマの現状について、現場でクマと関わってきた方から、クマとはどういう生き物であるか、また国内の野生のクマが抱える問題などについて提示して頂きます。
折しも、この11月下旬に、国際衛星放送デスカバリーのアニマルプラネットというチャンネルで日本のクマ問題に関する1時間のドキュメンタリー番組が放映されます。内容は、日本のクマ牧場の実態と、有害駆除の問題をあわせたもので、日本のクマ保護の現状が全世界に向けて放映されます。
野生・飼育下双方における「国内のクマ」について、その現状と問題を明らかにする貴重な機会です。この集まりを入り口の一つとして、クマたちのためにそれぞれの立場で出来ることを考え、話し合い、行動していくことにつながれば幸いです。皆さまのご参加をお待ちしています。
スピーカー
●バーバラ・マース: 動物行動学、野生生物生態学、国際野生動物保護などの専門分野に精通した生物学者。最近は、動物行動学や福祉に科学的概念を導入し、野生生物の国際取引にまつわる諸問題に対処する方法を始めている。現在、ニュージーランド自然保護省で勤務している他、WSPAの科学アドバイザーとして活躍中。
●ビクター・ワトキンス: 動物学の学位を取得した後、世界動物保護協会(WSPA)の野外活動業務に従事。1991年リベアティ(クマに自由を!)キャンペーンを創設、キャンペーン部長として世界中の様々なプロジェクトを監督・指揮している。WSPAによって救出されたクマのサンクチュアリをこれまで6カ国に建設。またクマの野生復帰事業を米国アイダホ州、エクアドル、ボルネオで展開中。
●米田一彦: 秋田県庁で鳥獣保護、自然保護行政に携わったのち、フリーのクマ研究者となる。日本のクマ研究に次々に新しい手法を導入し、ツキノワグマの越冬生態、行動の研究を行う。現在、NPO「ツキノワグマ研究所」を設立、西中国地方で絶滅の恐れのあるツキノワグマの保護・管理に奔走中。著書に、「生かして防ぐクマの害」(農文協)他多数。
●坂元雅行: NPO法人JWCS(野生生物保全論研究会)の事務局長として野生生物保全の活動に従事。「森の風法律事務所」に所属する弁護士として様々な環境訴訟に取り組む。第二東京弁護士会公害対策環境保全委員会副委員長。
●野上ふさ子: 地球生物会議(ALIVE)の代表。エコロジーと生命倫理の観点から野生動物と飼育動物の双方に係わる運動を展開し、鳥獣保護法や動物愛護法の改正運動に取り組む。
■小原秀雄: 女子栄養大学名誉教授。ほ乳類学、人間学、環境科学の専門家。自然・環境保護関連の役員を多数歴任。関連の著書多数。
■世界動物保護協会(WSPA): ロンドンに本部のある国際団体。91ケ国、528団体のネットワークで構成される。国際連合、欧州評議会、WHOのアドバイザー。1992年に京都で開かれたCITESでアジアのクマを守るキャンペーンを展開。その後、ギリシア、トルコ、ハンガリー、タイ、パキスタン、インドでクマのサンクチュアリを設置。1992年より日本のクマ牧場を継続調査し、レポートを発表。飼育状態の改善を関係機関や行政、政府に要請している。
■お問い合せ
地球生物会議(ALIVE)のURL http://www.alive-net.net/
メールでのお問い合せ:alive@alive-net.net
第22回東北自然保護の集い (終了しました)
統一テーマ:21世紀の人と自然の共生
前世紀、東北は戦争や経済発展により大規模に破壊されてきました。その一方、東北の自然保護運動は、地道な活動により一定の自然を救ってきました。しかし、その成果は十分なものとは伝えません。今、新世紀を迎え、東北の自然保護運動は、新たな展開を求められています。
昨年に引き続き東北各地から多くの自然保護運動家にお集まりいただき、お互いの経験を交流し、今世紀にふさわしい自然保護運動について語り合いましょう。
なお、本年10月18日、東北自然保護団体連絡協議会は、「第1回日本自然保護協会沼田眞賞」を受賞することになりました。お互いに栄誉を讃えましょう。
1.期日:2001年11月10日ー11日(土日)
2.場所:岩手県安代町「安代林業センター」(TEL:0195-73-5321)
3.日程:10日
12:00〜受付開始
13:00〜開会式
13:20〜16:30 分科会(第1分科会:稀少動植物のリスト、第2分科会:環境教育へのアプローチ、大3分科会:公共事業を問う)
18:00〜21:00 夕食&懇親会
11日
09:00〜11:30 全体会(分科会報告、討論、まとめ)
11:30〜12:00 大会宣言採択、閉会式
13:00〜15:00 現地観察会(指導方法の交流)
4.主催団体:東北自然保護連絡協議会、東北自然保護の集い岩手大会実行委員会
5.参加様式:A(宿泊する方/11,000円)、B(懇親会のみの方/4,000円)、C(参加のみの方/1,000円)
6.詳細についての問い合わせ・申込先
実行委員長/外川 正 020-0302 岩手県盛岡市山岸1-2-46
TEL:019-653-6480
FAX:019-653-6482 sotokawa@ictnet.ne.jp
事務局長/望月達也 025-0302 岩手県花巻市糖塚3-121
TEL/FAX:0198-24-0129
buna@fm2.seikyou.ne.jp
『野生生物保護法制定をめざす全国ネットワーク シンポジウム』 (終了しました)
野生生物保護法制定をめざして
鳥獣保護法「改正」見直しまで余すところ1年たらずになりました。そして、はからずも、来年は「種の保存法」制定から10年目でもあります。私たちの野生生物保護の動きも正念場。この大事な時期にあたり、みなさんの英知を結集して保護法制定の動きを加速すべくシンポジウムを行います。
ゲストとして、カナダ自然連盟からローラ・テルフォードさんをお招きし、今年始めにカナダでつくられた全州をまたがる「種の保存法」の制定にいたるまでの具体的な動きや法律の内容についてお話していただくことになりました。私たちがめざす野生生物保護法にとって、この実例は何よりの贈り物になるにちがいありません。ぜひみなさんのご参加をお願いします。
主催: 野生生物保護法制定をめざす全国ネットワーク
後援: WWFジャパン、(財)日本野鳥の会、(財)日本自然保護協会
日時: 2001年10月13日(土) 13時〜17時/交流会 18時〜21時
第1部:「種の保存法」成立まで
ローラ・テルフォード(カナダ自然連盟)
第2部:現場からの報告
籠橋隆明 (自然の権利基金・弁護士)
細川太郎(ジュゴンネットワーク沖縄)
井上剛彦(クマタカ生態研究グループ)
板垣 悟(ツキノワグマと棲処の森を守る会)
石田 健(東京大学大学院農学生命科学研究科)
第3部:私たちのめざす野生生物保護法とは
坂元雅行(ネットワーク世話人・野生生物保全論研究会事務局長)
場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター
国際第1ミーティングルーム
東京都渋谷区代々木神園町3-1
詳細: 野生生物保護法制定をめざす全国ネットワーク事務局
〒169-0073 東京都新宿区百人町2-5-5-205
Tel. & Fax. 03-3365-0416
e-mail:zb4h-kskr@asahi-net.or.jp
http://www.asahi-net.or.jp/~zb4h-kskr/wildlife/
以上。
「第5回獣害対策学習会(芦屋大会)」のご案内(参加・発表者募集)
第5回獣害対策学習会(12月22・23日)申し込み受付中!
第5回獣害対策学習会(大会実行委員長:仲谷淳)を下記の要領で開催いたします。
本年度は、「イノシシ」に重点をおいた内容となっています。また、ミニシンポの導入により、より充実した意見交換ができるように配慮いたしました。
皆様ふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。
会 期 2001年12月22日(土)〜23日(日) 1泊2日
会 場 総合研修センター六甲ハウス(兵庫県芦屋市)
参加人数 80人程度(最大105名)
実行委員 仲谷淳.川道美枝子.恩地実.
事務局 獣害総合研究所
高木直樹 e-mail jyuugai@f5.dion.ne.jp
〒520−0244
滋賀県大津市衣川1−1−17 fax.077-573-5422
《大会日程》 ※暫定版
12月22日(土)
エクスカーション 六甲山の野生イノシシ観察
基調講演 ニホンイノシシの生態(仮題)
口頭発表−1 ※一般募集(イノシシ関連) 5題程度
ミニシンポ−1 野生イノシシの被害管理(仮題) 3題+討論
口頭発表−2 ※一般募集 4題程度
ミニシンポ−2 有害駆除と個体数調整(仮題) 3題+討論
ポスター発表 ※一般募集 20題程度
懇親会
ビデオ−1 ※獣害関連
3題程度
12月23日(日)
ビデオ−2 野生動物捕獲の実際(仮題) 6題程度
実演−1 捕獲器具の取扱(仮題) 6題程度
口頭発表−3 ※一般募集(調査技術関連) 3題程度
ミニシンポ−3 電波発信機における事故とその対策(仮題)
3題+討論
口頭発表−4 ※一般募集(防除技術関連) 3題程度
ミニシンポ−4 ※一般募集 3題+討論
口頭発表−5 ※一般募集(行政関連) 3題程度
意見交換 次回の開催について
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演題一覧 (2001年12月21日)
エクスカーション
1 六甲山のイノシシ観察 仲谷淳・恩地実・鈴木健一
口頭発表
1 ニホンイノシシの生態 仲谷淳
2 対馬におけるイノシシ対策の取り組み 北浦賢次
3 山口県におけるイノシシ被害防除対策事業とその効果 殿河内寿子
4 九州近郊の猪侵入防止方法の実施例 坂井晋一・末松弘
5 四国におけるイノシシ害とその対策 川道優子・燒リ直樹・木戸悦子
6 イノシシ生息密度把握の試み 西信介
7 ビデオ撮影によるイノシシ集団構成把握の試み 林真由美・高木直樹
8 イノシシの行動から見た被害防除 江口祐輔
9 集落の農業生産性と柵設置のコストの関係 小寺祐二
10 イノシシ適山移獣の試み 燒リ直樹・荒金辰浩・林真由美・石崎学
11 イノシシ保護管理マニュアルについて 常田邦彦
12 チョウセンシマリスの生態調査の現状報告 〜主に捕獲について〜
鈴木健一
13 愛知県で実施されているヌートリアの駆除および防除に関する報告
曽根啓子
14
沖縄島北部ヤンバルの林道と集落におけるネコの食性比較および在来種への影響 城ヶ原貴通・小倉剛・佐々木健志・川島由次
15 滋賀県朽木村における野生シカ夜間出没状況 〜現状中間報告〜
小林勝志
16 有害鳥獣駆除を行なう上での問題点 〜シカを中心に〜 縣環己
17 北海道におけるエゾ鹿被害と防鹿柵の変遷 清水享
18 クマハギ被害木にみられる選択性について 玉谷宏夫
19 クマハギ加害個体の特徴
吉田洋・林進・坪田敏男・村瀬哲麿・岡野司・岡本卓也・山本かおり
20 ニホンツキノワグマの生息環境に関する研究
白濱直樹・林進・吉田洋・岡本卓也
21 ニホンツキノワグマの環境選択に関する研究
岡本卓也・林進・吉田洋
22 クマハギ被害の発生機構について 高柳敦・成田亮・玉谷宏夫
23 イノシシ用電気牧柵の取り扱いと解説 末松弘・坂井晋一
24 イノシシ用捕獲器具の取り扱いと解説 燒リ直樹・荒金辰浩
25
三重県島ヶ原村におけるニホンザルの生息状況:全数駆除から20年後の現状
佐野明
26 第2名神工事と野猿群の遊動変化 千々岩哲
27 T1群を中心とした神奈川県藤野町のサルの群れと被害対策
柴野まどか、安富舞、
28 下北半島佐井村での電気柵に対するサルの対応と地域社会の問題
鈴木克哉
29 山口市仁保地区における野猿接近警報システム 殿河内寿子
30 滋賀県におけるニホンザル地域個体群管理 高木直樹
31 ニホンザルの被害管理 室山泰之
32 日本におけるアルゴスシステムの適用事例について
大井徹・大谷達也・三浦慎悟・辻本恒徳・藤原千尋・藤村正樹・赤塚謙一
33 テレメトリー簡易受信技術 常喜弘充
34 省力的接近警報システムの検討について 山田浩
35 ニホンザル年齢性別の見分け方 荒金辰浩・高木直樹
36 ニホンザルのオトナメスだけを安全・確実に捕獲する方法 高木直樹
37 獣害解決柵 小林一郎、大高木勝則
38 電気牧柵装置の構造 〜施工時の注意事項〜 猪俣憲安
39 電気柵の基本動作とその電源について 末松弘
40 獣害回避作物の選定と獣害軽減栽培法の検討 山中成元、常喜弘充
41 三重県の取り組み おサルについて 普及啓発
鈴木義久、長谷川健一、
42 山口県における獣害の発生状況と病害虫防除所の取り組み
殿河内寿子
43 岐阜県における鳥獣害対策の現状と課題 森勝
44
獣害問題と動物園の自然不認識・反保護体質の問題・・・・Zoo教研裁判からみた動物園の人間それ自体の諸問題
石田光利
45 野生動物の流通について 中野真樹子
46 イノシシ・シカ猟における猟犬の危険性と法の不備 高塚哲彦
47 無差別殺傷をまねくトラバサミ、くくりわな 野上ふさ子
48 鳥獣保護区の設定を求めて 〜市民活動としての鳥獣保護〜
山本清美
ポスター発表
1 山林放飼鶏における鳥獣害 森田哲夫、金子宗幸、豊福祐史、
2 クマネズミの捕獲個体数変化
恩地実、米澤里美、松永慎二、川本泰彦、小泉星児
3 シカ・カモシカの食害によるハイイヌガヤの衰退 〜芦生からの報告〜
福田淳子・高柳敦
4 南房総地域における食害防除資材の植林木への影響について 澤口晶子
5 大阪府のシカ2000年 川道美枝子
6 丹沢山地におけるニホンジカの植栽植物食害報告 光井淳之
7 シカ被害防除の効率性について 高柳敦・縣環己・福田淳子
8 獣害防護施設の管理について 森一生
9 イノシシ関係(仮) 仲谷淳
10 飼育下におけるイノシシの生殖行動 江口祐輔
11 忌避効果のあると思われていた物質に対するイノシシの反応
西脇弘樹・江口祐輔
12 イノシシの跳躍能力 江口祐輔
13 イノシシにおける障害物克服時の運動特性 江口祐輔
14 イノシシによる農作物被害に対する農民意識 江口祐輔
15 飼育イノシシに対する金網柵の侵入防止効果について 高木直樹
16 猿害レベルの測定方法と評価の試み 燒リ直樹・木戸悦子・川道優子
17 サルはどのように農地を利用しているか 〜群れによる違い〜
高木直樹
18 ニホンザルの有害駆除に関する全国自治体アンケート調査
野上ふさ子
19 下北半島佐井村における猿害の進行と土地利用の変化 鈴木克哉
20 三重・岐阜のサル 〜2001年秋〜 千田誠・燒リ直樹
21
捕獲柵によるイノシシ捕獲事例 〜手法と問題点の解説〜 高木直樹
22 山梨県における果樹被害の実態とその対策
上田弘則・姜兆文・渡辺牧
23
神奈川県丹沢山麓 秦野市におけるサル、イノシシ、シカによる被害の現状報告 長繩今日子
24 ツキノワグマの錯誤捕獲とその対応 〜2001年〜 木戸悦子
25 彦根市における哺乳類相について
礒野章・島田正・川上由香里・前川昌敏・綾木陽一・阿部勇治
26 獣害への市民活動:京都小倉山のシカ防護柵の設置
川道美枝子・川越義夫
27 大学生の主張 安富舞
(参加申込方法) 第5回獣害対策学習会(12月22・23日)申し込み受付中!
参加・発表申込用紙(獣害学会HP http://isweb19.infoseek.co.jp/animal/jyuugai/)に
必要事項を記入し、郵送・FAXまたはe−mailのいずれかにて事務局(獣害総研)までお早めにお送りください。
問い合わせ先
獣害対策学習会 事務局
獣害総研 高木直樹
FAX 077−573−5422
jyuugai@f5.dion.ne.jp
りぶらぶあにまるず21〜21世紀の人と動物の共生へ向けて〜 (終了しました)
主催:りぶ・らぶ・あにまるず21実行委員会
(構成団体:環境省、兵庫県、神戸市、NPO法人Knots)
9月22日(土)13:00〜17:00 (至 国際会議場メインホール)
国際シンポジウム 「21世紀の人と動物の共生へ向けて〜人には何ができるのか〜」
入場無料
※事前申し込みが必要です。 定員700名先着順
申し込み方法 申込書を印刷し、FAX(0798-67-0151)にて申し込み。
9月23日(日)11:00〜16:00 (至 ワールド記念ホール)
パブリックフォーラム 「21世紀の人と動物の共生へ向けて〜一緒に生きよう!」
入場無料(犬連れで御入場頂けます。)
内 容 :展 示
・「震災の記録」大震災動物救護から共生住宅
阪神淡路大震災時の救護活動から、共生住宅までの歩みをパネル展示し、
日本の災害時の動物救護の先駆けとなった活動を紹介します。
(協力:大震災動物救護メモリアル協議会)
・「動物愛護法コーナー」
同法についての情報等
(協力:兵庫県動物愛護センター)
・「犬のこと知ってる?」
家庭犬しつけインストラクターによる犬のしつけ方、問題行動に関する相談
(協力:神戸市保健福祉局健康部生活衛生課)
・参加国内動物関連団体の活動を紹介
・「三人の写真展」
動物たちへのレクイエムの作者であるフォトジャーナリストの
児玉小枝氏
フリスビードッグを中心に生き生きした犬たちを撮り続ける 辻大助氏
介助犬シンシアと木村氏の絆を撮る 小田哲明氏
・「野生動物との関わりコーナー」
『俺たちに明日はない』 (協力:姫路市立動物園/姫路市立水族館)
『兵庫県の野生動物』 (協力:兵庫県)
『兵庫県のクマ』 (協力:東中国クマ集会実行委員会)
『ワシントン条約について』
(協力:神戸税関/WWFジャパン((財)世界自然保護基金ジャパン))
・「平成13年度動物愛護週間ポスター優秀作品展」
平成13年度の優秀作品をご覧頂けます。 (協力:兵庫県動物愛護協会)
・「動物との暮らしコーナー」
主に住まいにおける情報の提供等
・「ペットとお出かけコーナー」
ペットと出かけるための情報の提供等 (協力:株式会社ジェイティビー他)
・「カフェサービス」
ワンちゃんと一緒にご利用頂けます。 (協力:ネスレ日本株式会社)
・「ペットフードサンプル無料配布」 (協力:フリスキー株式会社)
・「携帯アート工房」 (協力:暁工業株式会社)
詳しくはNPO法人Knotsのホームページをご覧下さい。
http://www.knots.or.jp/project/live21/live21_top.htm
第9回クマを語る集いIN盛岡 2001.9.22-23 (終了しました)
今年も下記の日程で『クマを語る集い』を開催いたします。
平成10年度から12年度にかけて岩手県ではツキノワグマの行動圏調査を実施し、
その調査を岩手県ツキノワグマ研究会が行いました。それを踏まえて、第9回目を迎えた「クマを語る集い」では、岩手県内のクマの生息
実態や岩手県のクマの生態、県が行った調査についての報告を中心に据えることに致
しました。22日はやや専門的に、23日は一般の方にも分かりやすい内容で行う予定です。
たくさんの方のご参加をお待ちしております。
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『第9回クマを語る集い IN 盛岡』開催のご案内
今年も各地でクマの出没や被害が多発しており、クマに対する一般の関心が益々高まっております。
さて、1993年から開催を続けている「クマを語る集い」も、今年で第9回目を迎えたるに至りました。これも皆様にご支援いただいたお陰だと実行委員一同感謝しております。
地元に生息しているクマのことをもっとよく知ってもらいたいという気持ちを込め、今年のテーマを「〜おらほのクマ〜」といたしました。
下記の要項で『第9回クマを語る集い IN
盛岡 〜 おらほのクマ』を開催いたします。
皆様お誘い合わせの上、ふるってご参加下さいますようにお願い申し上げます。
第9回クマを語る集いIN盛岡実行委員会
代表 赤塚謙一
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第9回クマを語る集いIN盛岡
〜おらほのクマ〜
1.主催:第9回クマを語る集いIN盛岡実行委員会(代表:赤塚謙一)
2.協賛:岩手県ツキノワグマ研究会、(有)アウトバック、ガラガーエイジ(株)
3.後援:盛岡市、盛岡市教育委員会、(財)盛岡市動物公園公社、NHK盛岡放送局、
IBC岩手放送、テレビ岩手、岩手朝日テレビ、めんこいテレビ、エフエム岩手、
岩手日報、朝日新聞盛岡支局、産経新聞盛岡支局、河北新報社盛岡支局、
毎日新聞盛岡支局、読売新聞盛岡支局
日本クマネットワーク、特活法人・日本ツキノワグマ研究所、ヒグマの会
4.日:平成13年9月22日(土)、23日(日)
5.会場:私立岩手女子高等学校 (岩手県盛岡市大沢河原1-5-34)
Tel: 019-623-6467 (担当:赤塚謙一)
※最寄りの駅はJR「盛岡駅」(会場まで徒歩約10分)
※会場(校内)での関係者以外の駐車は禁止されておりますので、予めご了承下さい。
※お車でお越しになるお客様は、会場周辺の有料駐車場をご利用下さい。
6.参加費:無料
※参加申込みの事前受付は行っておりません。受付は当日のみとさせていただきます。
※宿泊施設の斡旋は行っておりません。お近くの旅行代理店やインターネットでの検索サイト等をご利用されるか、盛岡市観光情報プレスに直接お問い合わせ・ご相談下さい。
・盛岡市観光情報プレス(盛岡市中野橋通り・プラザ
おでって4F) TEL:019-604-3305
・やどかり(宿泊施設検索) http://www.yadokari.co.jp/
・ジョルダン駅名検索(会場までの交通路検索) http://www.jorudan.co.jp/index.html
・JTBのサイト http://www.jtb.co.jp/
・マピオン(地図情報検索) http://www.mapion.co.jp/
・イサイズトラベル(旅行総合情報) http://www.isize.com/travel/ab.html
7.懇親会:2001年9月22日(土)18:00より
イーハトーブこずかた 大ホールA
盛岡市大沢川原3-5-20
電話:019-653-5411
懇親会費:一般/4,500円、学生/3,500円
※懇親会の参加希望者は事前に予約が必要です。
1.参加申し込み締め切り 平成13年9月13日(金)
2.申込み方法:下記までFAX、E-mail、手紙、ハガキにてお申し込み下さい。
電話でのお申し込みはお断りしております。
3.申込先: 担当 岡 輝樹
森林総合研究所東北支所
生物多様性研究グループ
〒020-0123
岩手県盛岡市下厨川字鍋屋敷92-25
FAX: 019-641-6747
Email: okat@ffpri.affrc.go.jp
4.懇親会参加申込み後に、無断でキャンセルされた場合には、懇親会費を後ほどご請求させていただく場合がございますので予めご了承下さい。
8.主旨説明:
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『クマを語る集い主旨』
クマを語る集い実行委員会
昔話などで、古くから日本人にも馴染み深い動物として親しまれてきたツキノワグマ。
この大地に、われわれと共に生きる貴重な大型獣は、奥深い森で静かに暮らしてきました。ところが今日、環境問題が人々の関心を高めているにもかかわらず、彼らの生活場所である森林の開発は止むことがなく、その生息域は日に日に狭められています。
森を追われたクマは、人里に接近しては農作物に誘引され被害を及ぼすこともあり、農家に経済的・精神的なダメージを与え、生産意欲さえ低下させることもあります。その結
果、多くのツキノワグマが有害獣として捕獲され、命を絶たれています。
しかし、日本の自然生態系の重要な一員であるツキノワグマを、ニホンオオカミの二の舞にさせてはならなりません。どうか、ツキノワグマの生息状態と被害の実態に目を向けてください。各地で取り組まれている被害防除法に関心を持ってください。相手を知り、わが身を振り返ることにより、ツキノワグマとの共存方法がみいだせるはずです。
私たちはこの集いを通して、皆さんと一緒に考えたいと思っています。
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9.プログラム
※日程等の都合により、講演や発表内容、講師、発表者、プログラムの時間などが変更になる場合がございますので、予め後ご了承下さい。
9月22日(土) 時間 PM13:00〜PM17:30
12:30〜 受付開始
13:00〜13:15 開会式
1.実行委員会挨拶
2.事務連絡
3.実行委員紹介
13:15〜15:00 第1日目第1部
13:15〜13:45 講演『SOS21世紀』
講師/東根千万億:岩手日報社東京支社編集部長
『SOSツキノワグマ』(岩手日報社・刊)の著者
13:50〜14:20 講演『知ることの力』
講師/沢口たまみ:エッセイスト
15:25〜15:45 休憩
14:45〜15:55 発表「岩手のツキノワグマ(形態、行動、被害等)」
森林総合研究所関西支所 大井 徹
森林総合研究所東北支所 岡 輝樹
東京大学大槌臨海研究センター 天野雅男
15:55〜16:35 発表「トラジローの森について〜北海道のある取り組み」
岩手大学農学部 青井俊樹
16:35〜17:15 発表「動物園の取り組み―地域に密着した動物園を目指して」
盛岡市動物公園公社 辻本恒徳
17:15〜17:20 事務連絡
18:00〜 懇親会(イーハトーブこずかた 大ホールA)
9月23日(日) :パネルディスカッション
『岩手のツキノワグマをどうするのか!?』
09:00〜 受付開始
09:30〜12:30 パネルディスカッション
『岩手のツキノワグマをどうするのか!?』
座長/三浦慎悟:森林総合研究所東北支所
パネリスト:22日,23日の講演者と発表者を予定
09:30〜09:45 行政からのお話し
岩手県環境生活部自然保護課(予定)
09:45〜10:00 猟友会からのお話し
発表者:藤谷又蔵(遠野市猟友会員)
10:00〜10:15 被害農家or被害で困っている住民からのお話し
発表者(未定)
10:15〜10:35 各地の事例発表-01
「岩手県遠野市での調査・研究について(仮題)」
北海道大学大学院 藤原千尋
10:35〜10:55 各地の事例発表-02
「長野県軽井沢町の取り組み」
星野リゾートピッキオ 小山 克
10:55〜11:15 各地の事例発表-03
「クマの畑〜その後(仮題)」
ツキノワと棲処の森を守る会 板垣 悟
11:15〜11:25 休憩
11:25〜12:30 総合討論
総括:三浦慎悟(森林総合研究所東北支所)
12:30〜12:40 閉会式
実行委員挨拶
事務連絡
次回のクマを語る集いについてのお知らせ
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10.問い合わせ先 クマを語る集い実行委員会
岩手事務局: 藤村正樹
〒020-0401 岩手県盛岡市手代森16-27-1
有限会社アウトバック内
TEL:019-696-4647 FAX:019-696-4678
outback@cup.com
11.参考資料:これまでの開催地(開催年)
第1回 宮城県鳴子町(1993年) 「日本ツキノワグマ集会」の名称で開催
第2回 岩手県遠野市(1994年) 「日本ツキノワグマ集会」の名称で開催
第3回 山形県山寺 (1995年) 「日本ツキノワグマ集会」の名称で開催
第4回 岩手県盛岡市(1996年)
第5回 宮城県蔵王町(1997年)
第6回 秋田県阿仁町(1998年)
第7回 青森県むつ市(1999年)
第8回 宮城県仙台市(2000年)
12.盛岡駅から会場までのご案内
a.徒歩の場合(このコースは一方通行なので、車での利用不可)
盛岡駅正面から盛岡市街地方面に進行し、北上川にかかる開運橋を渡る。橋を渡ると4差路になるので、(橋を背にして)右側の道(大沢川原)をまっすぐ下る。三つ目の信号機のある交差点の右側に、会場となる岩手女子高等学校があります。
b.車利用の場合
盛岡駅正面から盛岡市街地方面に進行し、北上川にかかる開運橋を渡る。橋を渡ると4差路になるので、(橋を背にして)右から2番目の道(菜園通り)を岩手公園方向にまっすぐ下る。四つ目の信号機(アネックス川徳交差点)を右折、突き当たりの建物が会場となる岩手女子高等学校です。会場内(校内)での駐車はご遠慮いただいております。アネックス川徳周辺には有料駐車場がたくさんございますので、そちらをご利用下さい。
以上
野生生物保護学会2001年大会
野生生物保護学会2001年大会が下記日程で開催になります。
会期:2001年12月14日(金)〜16日(日)
会場:兵庫県立人と自然の博物館
問い合わせ先:兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境マネジメント研究部
三谷、横山
FAX:0795-59-2015
E-mail:
wildlife@nat-museum.sanda.hyogo.jp
プログラム
12月14日 受付開始 14:00~人と自然の博物館4会入り口
大会参加費(学会員) 一般 4000円 学生 3000円
(学会員以外の方も参加費を支払えば入場できますが、詳細は上記問い合わせ先にお問い合わせ下さい)
自由集会 15:00~17:00
F01 「領有権問題と野生生物保護」
F02「日中間のキンシコウ保全をめぐる情報交換」
F03「イノシシの保護管理と地域社会 シシ垣を考える」
12月15日 口頭発表 9:00~15:00
自由集会 15:00~17:00
F04「日本の森林環境・農業の危機とオオカミ復活」
ポスター発表
総会 15:15~16:00
懇親会 18:30~20:30
12月16日 公開シンポジウム 10:00~17:00
公開シンポジウム「市民が担うワイルドライフ・マネイジメント」
コーディネイター:高柳 敦(京都大学)
10:00~ 第1部 イントロダクション〜あなたにとって野生動物とは〜
「ワイルドライフ・マネージメントとは何か?兵庫を例にあげて」
三谷雅純(姫路工大 自然・環境研/人と自然の博物館)
「野生動物と人の関わりの歴史」
田口洋美(狩猟文化研究所)
「ヒグマ牧場の示した意味・野生動物と経済動物の間にあるもの」
前田菜穂子(のぼりべつクマ牧場ヒグマ博物館)
13:30~ 第2部 ワイルドライフ・マネージメントと市民の役割
「環境を創る法律と市民」
中川芳江(ネイチャースケープ)
「和歌山県タイワンザル問題で市民が果たした役割」
中谷 淳(農業技術研究機構 近畿中国四国農業研究センター)
「コウノトリの野生復帰:市民が作る地域の自然」
池田 啓(姫路工大 自然・環境研/コウノトリの郷公園)
15:40~ 第3部 パネルディスカッション
16:45 閉会
※最寄りの駅は神戸電鉄公園都市線「フラワータウン」です。
会場についての詳しい場所は兵庫県立人と自然の博物館のサイトをご覧下さい。
ヒグマフォーラムin浦幌 (終了しました)
「里に降りたクマたち−浦幌のクマを考える」
期日 8月25日(土),26日(日)
会場 浦幌町教育文化センター
ヒグマは,北海道の豊かな自然環境を象徴する大型野生動物です.阿寒国立公園から連なる白糠丘陵の南端に位置する十勝管内浦幌町では,近年,農耕地等で人とヒグマの接近遭遇,農業被害が頻発しており,今後この大型動物とどのようにつきあっていくかが社会問題となっています.この問題に対して,地域に生活する人々,被害対策に携わる人々,ヒグマの研究をする人々を一同に会し,語り合い,まずは現状についての共通理解を図るための会にしたいと思います.
平成13年8月25日(土) 公開フォーラム
◇各地の事例のポスター,調査機材などの展示
10:00〜12:00 場所:1階ロビー
◇第一部「浦幌のクマを考える」
13:00〜15:00 場所:視聴覚ホール
●十勝管内におけるヒグマの出没・被害・対策
●浦幌におけるヒグマの被害とその対策
●浦幌におけるヒグマの生態調査
◇第二部「クマのことを良く知ろう」
15:00〜17:00 場所:視聴覚ホール
●道東地方における近年の人身事故
●ヒグマを題材にした環境教育
●僕の調べたクマのこと
◇各地の事例のポスター,調査機材などの展示
17:00〜18:00 場所:1階ロビー
◇懇親会 18:30〜21:00 場所:浦幌町農村環境改善センター
会費:3000円(学生2000円)
平成13年8月26日(日) エクスカーション
8:00〜10:00 集合:浦幌町農村環境改善センター前
●浦幌道有林および農地見学
■ 宿泊および交通手段
資料がありますので,事務局までお問い合わせ下さい.相部屋OKの方は,1名1,000円
(シーツ代のみ,食事なし)で農村環境改善センターに泊まれます.
■参加申し込み・連絡先
〒089-5633 十勝郡浦幌町字常室51-10 浦幌ヒグマ調査会事務局内
ヒグマフォーラムin浦幌 実行委員会事務局
Tel &
Fax:01557-6-5256 E-mail:satoy@cocoa.ocn.ne.jp 携帯:090-4057-4655
8月16日までにお申し込み下さい.懇親会以外の参加費は無料です.
■主催
ヒグマフォーラムin浦幌 実行委員会
■後援 浦幌町,浦幌教育委員会,十勝支庁,浦幌道有林管理センター,浦幌農協,北海道新聞,十勝毎日新聞,ふるさと十勝
自主映画『イヨマンテ−熊おくり』上映会 (終了しました)
民族文化映像研究所・自主製作長編記録映画 監督:姫田忠義
自主映画上映会 「イヨマンテ−熊おくり」
●来る、5月19日(土)に、民族文化映像文化研究所、
(http://www.tk.xaxon.ne.jp/~mineiken/index.htm)
姫田忠義監督による記録映画「イヨマンテ」の試写会を行います。
●上映するのは、1977年に北海道沙流郡平取町二風谷で行われたアイヌのイヨマンテ(熊おくり)の記録映画です。
●今回の試写会は、映画を楽しむ、というのが第一の目的です。
広く食や農、日常生活に関わる記録映画の上映をさしあたっての接点として、自由な情報交換が可能なサロンのような場(雰囲気)を作っていくことが1つの目標です。資金的な問題はありますが、できれば継続的な活動にしていきたいと考えています。
●イヨマンテの意味:「イヨマンテとは、イ(それを)・オマンテ(返す)という意味で、熊の魂を神の国へ送り返すまつりをいう。アイヌ民族にとって、熊は重要な狩猟対象であるとともに神であり、親しみと畏敬の対象であった。熊は神の国から、毛皮の着物を着、肉の食べ物を背負い、胆という万病の薬を持って、アイヌつまり人間の世界へ来てくれる。そのお礼に人間界のおみやげを持たせ、また来てくださいと送り返すのだとアイヌはいう。」(民族文化映像研究所作品総覧より)
●多くの方の参加をお待ちしています。前売りチケットによる参加希望の方は、下記連絡先までご一報ください。
参加制限はありませんので、興味のありそうな方に知らせていただけると幸いです。
[連絡先]
大石高典(理学研究科動物学教室・修士1回)
(090-8378-1897,takanori@jinrui.zool.kyoto-u.ac.jp)
大庭まり子(農学研究科地域環境科学専攻・修士1回)
(090-9164-7033,ohniwa@kais.kyoto-u.ac.jp)
以下、上映会の詳細です。
[日時]2001年5月19日(土)14:00開場 14:30開演 16:10上映終了
[会場]京都大学農学部 W-100教室
[料金]一般当日 900円、前売り 700円、大学新入生 500円(チケット引き換え時に学生証を提示して下さい)
[前売り申込み]電話又はE-mailにてお名前・ご連絡先・枚数をお知らせ下さい.
(チケットは当日引き換えとなります.)
[会場へのアクセス]
1, 市バス利用
京都駅・阪急河原町駅・地下鉄今出川駅・地下鉄東山駅から
(1) 17・特17系統。河原町ー今出川通経由
錦林車庫行「農学部前」下車すぐ
(2) 206系統。東大路通経由
北大路バスターミナル行「百万遍」下車徒歩約10分
(3) 201系統。四条ー東大路通経由 百万遍行「百万遍」
(4) 31系統。四条ー東大路通経由 高野・岩倉行「百万遍」
(5) 3系統。河原町ー今出川通経由 北白川仕伏町行「百万遍」
2, 京阪・叡山電車 出町柳駅から徒歩約15分
[連絡先]
大石高典(理学研究科動物学教室・修士1回)
(090-8378-1897,takanori@jinrui.zool.kyoto-u.ac.jp)
大庭まり子(農学研究科地域環境科学専攻・修士1回)
(090-9164-7033,ohniwa@kais.kyoto-u.ac.jp)
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民族文化映像研究所 姫田忠義所長
民族文化資料第5集イヨマンテ--熊おくり「はじめに」より
"
一九九七年(昭和五二年)二月下旬から三月上旬にかけて、私たち民族映像文化研究所のスタッフは北海道沙流郡平取町二風谷に滞在し、ひじょうに貴重な体験をした。この地で行われたアイヌのイヨマンテ(正確にはキムンカムイ・イヨマンテ)に参加し、それを映画フィルムに記録することができたのである。
長編記録映画「イヨマンテ--熊送り--」(上映時間一時間四〇分)は、それをまとめたものである。
イヨマンテとは、肉体と精神の極度の緊張と疲労を要求される儀式だ。
すべてが終わったとき、私は骨身にしみてそう思った。
これは容易ならぬまつりだ、そうも思った。
イヨマンテは、熊の魂を神の国に送り返す儀式である。
そしてその規模の大きさ、行われることがらの重要さからいって、おそらくアイヌ民族にとっては最重要のまつりのひとつであった。が、今日の私たちには、それ本来の完全な姿で見ることができない。このまつりの背景にあったアイヌ民族本来の狩猟生活が、いまは完全になくなってしまっているからである。
文化は、その背景にある生活の中から生まれる。というより、生活そのもののなかにあり、人間の生活そのものが人間の文化だと言った方が適切なほど分かちがたいものである。
イヨマンテも、おそらく本来は、アイヌ民族の狩猟生活と分かちがたく離れがたいものとしてあったはずである。聞くところによると、かつてのアイヌ社会では、このイヨマンテをすませた後、本格的な熊狩りのシーズンに入ったということである。
・・・
イヨマンテを「体で覚える」、私はそれをすばらしいと思った。本やひとの話だけでなく「体で覚える」、実は人間の歴史というものはそうしてつづいて来たにちがいない。そしてこの「体で覚える」ことなしに、変化や変容をなげいたりあげつらったりすることを私は愚かなことと思う。
アイヌの血をうけた萱野さんが「体で覚えた」こと、若いアイヌたちが「体で覚える」こと、そのうけわたしそのもののなかに新しくしかも古いアイヌの歴史が見えるはずである。
私は、そういう歴史の記録者になろうと思った。 "
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「市民が担うワイルドライフ・マネージメント」
〈4回シリーズ 5月から8月まで毎月第2土曜日〉
今日の野生動物の多くは、生息適地の減少を初めとする人間の強い影響下で暮らしています。野生動物の保護と管理は、生態系を攪乱している人間の責任として、地域で取り組むべき課題となっています。また、鳥獣保護法の改正や地方分権推進の動きの中で、市民が果たすべき役割も大きくなっています。このシリーズでは、野生動物を軸に、いかに地域の自然環境を保全していくべきかを考えます。
ゲスト講師として、ハンターさんや農林業を営む方もお迎えし現場の事情や課題をお話しいただき、人と野生動物の調和のとれた共存にむけた意見交換をする予定です。
1.「ワイルドライフ・マネージメントとは?」 〈5月12日(土)
13:00〜17:00〉
ワイルドライフ・マネージメント(野生動物保護管理)とは、いったいどのようなものなのか? 野生動物と人間の間にはどのような問題があり、その問題にどのような解決策が見いだされるのか? 講座の開始に当たって、保全の考え方や農林業被害への対策など、ワイルドライフ・マネージメントの基本的な考え方を紹介します。
2.「野生動物をめぐる文化と法律+狩猟者から見た保護管理」 〈6月9日(土)
13:00〜17:00〉
人間と野生動物の間には長い付き合いの歴史があります。特に日本列島に住む人々がどのように野生動物を捉え、どう扱ってきたのか、また、現在の野生動物に関係する文化と法律はどのようなものであるかを検証します。また、但馬地域の猟師さんから現在の狩猟や有害駆除の実状や課題をお聞きし、よりよい狩猟と保護管理について考えます。
3.「絶滅と希少生物+農林業被害の実状と地域振興への課題」〈7月14日(土)
13:00〜17:00〉
生物が絶滅するとはどういうことか?
その時、生物の集団はどのような過程をたどるのか?
また、絶滅を防ぐにはどのような手段を講じなければいけないのか?絶滅危惧種や絶滅危惧地域個体群の保護と管理について考えます。また、中山間地域の農林業被害の実情を考え、いかに被害を軽減し、野生動物と共存した地域づくりができるのかを考えます。
3.「シカ・クマ・サル・イノシシ」 〈8月11日(土)
13:00〜17:00〉
特に西日本地方で人間生活との軋轢の大きい、シカ・クマ・サル・イノシシという4種のほ乳類を取り上げ、これらの動物についてその生態を解説し、具体的な保護管理の方法を考えます。
担当:生態研究部 三谷雅純・坂田宏志・横山真弓
対象:高校生から大人のより専門的な講座
受講料:3000円
定員:50名
場所:人と自然の博物館 セミナー室
応募締め切り 5月2日(水)〈申し込み番号 1016〉
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「野生哺乳類調査実習」
〈9月22日、23日 1泊2日 希望により1泊追加のオプション有り〉
担当:生態研究部 三谷雅純・坂田宏志・横山真弓+野生動物保護管理事務所関西分室
シカのような大型ほ乳類の生息数や生態の調査は、調査域の広さと対象とする動物の人間に対する警戒などから、技術的にも体力的にも非常に困難な点があります。この実習では、シカを中心に、野生動物の保護と管理のために実際に行われている調査がどのようなものか、1泊2日の実習を通して体験します。
また、フィールド調査の実際とともに、それがどのように保護管理に活かされていくのか、現状の調査にはどのような限界があるのかを、知っていただけたらと思います。
(内容予定) 野外調査における注意事項、シカのライトセンサス・糞塊密度調査、クマの捕獲檻、毛根トラップ、各種動物の痕跡調査、鹿肉ディナー(これは食べるだけです。)など
対象:高校生から大人のより専門的な講座(山歩きのできる方)
場所:但馬長寿の郷(兵庫県養父郡八鹿町)
定員:15名
受講料:18000円(宿泊と食事(2食)の費用込み)
(1泊追加の場合+3000円で、23日夜に研究事例の紹介や調査状況のビデオ上映)
応募締め切り 9月12日(水)〈申し込み番号 1052〉
*すでにお申し込みの方でオプション追加希望の方はご連絡ください。
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「市民版ワイルドライフ・マネージメント計画を創ろう」
〈4回シリーズ 10月と11月の毎月第2・第4土曜日(10/13,27,
11/10,24)〉
担当:生態研究部 三谷雅純・坂田宏志・横山真弓
未来の地域社会と地域の自然はどうあるべきか、これからの市民は責任を持って意見を述べ、その意見を行政施策に反映させていかなければいけません。この講座では、ワイルドライフ・マネージメント(野生動物保護管理)という具体的な題材を取り上げ、参加者がグループで相談しながら、テーマを決めて地域自然に関わる計画や、マネージメント、地域振興のためのアクションプランを実際に作成してみます。 できあがった計画は、他の市民に対してプレゼンテーションを行ったり、兵庫県の行政担当者に聞いてもらい意見を交換する場を設定します。
*5月からの講座「市民が担うワイルドライフ・マネージメント」も合わせて受講していただき、より良い計画を提案するための糧としていただければと思います。
対象:高校生から大人のより専門的な講座
場所:人と自然の博物館 セミナー室
受講料:3000円 定員:30名
応募締め切り 10月3日(水)〈申し込み番号 1061〉
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お問い合わせ・お申込は、
兵庫県立人と自然の博物館 生涯学習課
〒669-1546 三田市弥生が丘6
Tel 0795-59-2002 Fax 0795-59-2007
往復はがきまたはファックスで、・申し込み番号、・希望セミナー名、・住所、・氏名、
・年齢、・電話番号、・ファックス番号を添えてお申し込み下さい。受講料は初日にお願いいたします。
* 申し込みは電子メールでも結構です。
( wildlife@nat-museum.sanda.hyogo.jp まで)
* 電話での申し込み・お問い合わせは0795-59-2016(生態研究部)まで
また、今後電子メールによる博物館の関連セミナーの情報の配布を希望する方は
wildlife@nat-museum.sanda.hyogo.jp
まで、郵便番号、住所、氏名を「セミナー情報希望」という件名のメールでお知らせ下さい。
「アースディ2001東京」に信州クマ研が参加
2001.4.21-22 (終了しました)
信州ツキノワグマ研究会のニュースレター『信州ツキノワグマ通信』No.19
4月16日号に掲載された情報です。C.W.ニコルさんが主催する「アファンの森」基金からお誘いを受け、4月21日,22日東京都・代々木公園で開かれる「アースディ2001東京」に、信州ツキノワグマ研究会も参加します。「アファンの森」基金ブースの一角で、信州ツキノワグマ研究会の日頃の活動を知ってもらうための写真や資料を展示します。会場では信州クマ研オリジナルTシャツの販売も行われます。
1)会場:東京都渋谷区 代々木公園
2)ブースコーナー: グリーンリバー・アート展 森の声エリア内ブース
3)団体名:「アファンの森」基金
4)展示タイトル: 『ようこそアファンの森へ』(仮題)
東京環境工科専門学校(C.W.
ニコルさんが実習林長)のブースに隣接
問い合わせ先
信州ツキノワグマ研究会
長野県松本市旭3-1-1
信州大学理学部
林 秀剛
電話:0263-37-2499(研究室)
E-mail: peridin@gipac.shinshu-u.ac.jp
http://www.shiojiri.ne.jp/~koyama/index.html/
信州ツキノワグマ研究会では活動をサポートしてくれる会員を募集中です。
年会費 1000円
郵便振替口座番号:00500−9−12478(信州ツキノワグマ研究会)
講演会:『野生動物が息づく森林生態系は守れるか?』
(終了しました)
〜秩父広葉樹の森づくりと緑の回廊計画〜
ツキノワの会では、秩父の山々に広葉樹の植林をしております。秩父や丹沢などで野生生物の孤立を防ぐために緑の回廊計画が進行しております。
様々な野生生物が息づく森林生態系を私たちはどのように保全して行けばよいのでしょうか?
今回は、ツキノワグマを始め秩父山地の野生動物に詳しい石田
健さん(東京大学大学院農学生命科学研究科)からそのあり方について講演して頂きます。また、ツキノワの会がこれまで秩父で行ってきた植林活動についても報告します。
主 催:ツキノワの会〜人と野生動物との共存を考える〜
期 日:4月14日(土)
時 間:午後1時〜5時
場 所:財団法人日本青年館
東京都新宿区霞岳町15番地
TEL.03-3475-2550
http://www.nippon-seinenkan.or.jp/map.htm
参加費:500円
講 師:石田 健さん(東京大学大学院農学生命科学研究科)
1:15 受付開始
1:30 開会挨拶
1:30〜2:10 秩父山地の森林生態系の保全について
石田
健さん(東京大学大学院農学生命科学研究科)
2:10〜2:20 質疑
2:20〜2:30 休憩
2:30〜3:10 ツキノワの会秩父地域における植林活動
3:10〜3:20 質問時間
3:25〜4:00 総合討論
4:00〜4:30 ツキノワの会からの案内、連絡
4:30〜5:00 片づけ・解散
【問い合わせ】
〒169-0073
東京都新宿区百人町2−5−5清ビル205
ツキノワの会〜人と野生動物との共存を考える〜
担当:草刈 秀紀(0424-72-3757よる8時以降)
zb4h-kskr@asahi-net.or.jp
13th IBA CONFERENCE
(第13回国際クマ学会)2001.5.21-5.25
米国ワイオミング州ジャクソン・ホールにあるキング・リゾートにて、5月21日〜25日まで『第13回国際クマ会議』(13th
International Conference)が開催されます。『ベア・アタックス』の著者のスティーブン・ヘレロ博士や、カレリアン・ベアドッグを使ったクマ対策方法を開発したキャリー・ハント博士はじめ、世界中からクマの研究者が集います。
今年は多数のクマ研究者が日本からも参加し、発表を行う予定です。注目されるのは、岩手県のクマに関係する研究発表が2題含まれていることです。第13回国際クマ会議についての詳細は、IBA(The
International Association for Bear Research and
Management)のウェブサイトか、公式サイトをご覧下さい。なお、IBAは種としての全てクマ類の保護を目的とした、国際的な民間団体(NGO)です。北米・欧州・ロシア・アジアなど世界各地のクマ研究者が参加しています。
●IBAのサイト
http://www.bearbiology.com/
●13th International Conference on Bear Research &
Managementの公式サイト
http://outreach.uwyo.edu/conferences/bears/
第112回日本林学会大会関連研究会「鳥獣研究者の自由集会」 (終了しました)
来る4月3日〜5日に岐阜大学で開催される第112回日本林学会大会において、鳥獣研究者の自由集会が開催されます。今回は岐阜大学の坪田敏男先生(農学部獣医学科)に、ヒグマやツキノワグマの生理的な研究を中心にして話題提供をしていただくそうですので、興味深い話が聞けることでしょう。どなたでも参加いただけますので、ご興味のある方はどうぞご参加下さい。
日程:2001年4月5日(木) 9:30-(12:00までには終了の予定)
場所:岐阜大学柳戸キャンパス 全学共通教育講義棟2C教室
(岐阜市柳戸1−1)
話題提供:坪田敏男氏(岐阜大農)「クマ類の冬眠と繁殖について」
世話人:佐藤重穂(森林総研四国)・石田健(東大院農生命)
連絡先:780-8077 高知市朝倉西町2-915
森林総合研究所四国支所 佐藤重穂
e-mail:shigeho@ffpri-skk.affrc.go.jp
ハーフペニー氏講演会
野生動物との共生を目指して 〜クマと一緒に暮す方法〜 2001.4.19
21世紀は、「環境の世紀」と言われています。しかしながら日本の野生生物のおかれている状況は、決して明るい方向に向かっているとは言えません。鳥獣保護法が改正され特定鳥獣保護管理制度においてツキノワグマやヒグマの保護管理計画が進められています。そもそも保護管理と言う考え方は、欧米から端を発しています。しかしながら日本のように野生生物と人とが様々な場面で接しながら共に、共存して行くすべを考えることも重要だと考えます。今般、米国より来日されるのを切っ掛けに、動物学者として(特にクマとピューマ等)第一線で活躍するハーフペニー氏(A
Naturalist's World 代表)から講演をして頂きます。
野生動物との共存については、米国の環境教育や法律的な面、野生動物に関する哲学においても、学ぶ点は多く興味あるお話が伺えます。また、日本の野生生物の現状を国内の事情に詳しい羽山伸一先生(日本獣医畜産大学)より国内の事情をコメントして頂き、ディスカッションして頂きます。
ペニー氏のご都合で平日の夜の講演ですが多くの方々の参加を期待しております。
主催:WWFジャパン
共催:日本ネイチャーゲーム協会
協賛:日本ミリポア(株)
日時:2001年4月19日(木)
会場:日本ミリポア(株)セミナールーム
東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル15階
tel.03-5442-9714
大江戸線の赤羽橋駅から徒歩、3分
会場地図 http://www.wwf.or.jp/kouhou/wwfjmap.htm
会場の地図は、WWFジャパンのマップです。この地図の中の三田国際ビルが会場です。
参加費:500円
プログラム
6:00
開場
6:30 開催、挨拶
6:30〜8:00 野生動物との共生を目指して〜クマと一緒に暮す方法〜
ハーフペニー氏(A Naturalist's World 代表)
※逐語通訳付き
8:00〜8:40 日本の野生生物がおかれている状況について
羽山伸一先生(日本獣医畜産大学)
8:40〜8:50 ディスカッション・質疑
9:00 終了
***** James C.Halfpenny 博士略歴 *****
生物学、生態学、動物学博士。コロラド、カリフォルニア、モンタナ、ワイオミング州立大学を含む10の大学で教えた経験を持ち、20冊以上の著作がある。国や州、オーデュボン協会やシエラクラブなど様々な組織でプログラムを提供し、新聞や雑誌の執筆も多い。
A Naturalist's World 代表
http://www.tracknature.com/
※有限会社アウトバックはWWFジャパンの活動をサポートしております。
WWFセミナー in
信州のご案内
〜21世紀の野生動物との共存をめざして〜 (終了しました)
鳥獣保護法が改正されて早2年が過ぎようとしています。また、最近は、移入種の問題もマスコミ等で取り上げられてきています。全国各地では、地方分権が進み、自治体ごとに野生動物を守る施策が立てられつつあります。
今回のセミナーでは、野生鳥獣や移入動物による農林業被害の問題等を中心として主に当会が助成している団体の方々に集まっていただき21世紀において野生動物を守ってゆくためにはどうあるべきかを議論して頂く予定です。
信州でのテーマは、「21世紀の野生動物との共存をめざして」です。
助成団体の報告をもとに「21世紀の人と野生動物との係わり方」について当会会員や一般の方々、行政関係者と共にディスカッションし、そのあり方を探りたいと考えています。
尚、長野県でのWWFセミナーは、今回が初めてであり、多くの会員や一般の方々の参加を呼びかけ、成果があるものとしたいと思います。
主 催:WWFジャパン
日 程:3月17日(土)
時 間:午後1時〜5時まで
場 所:信州大学理学部C棟会議室(2階)
松本駅前バスターミナルから6番乗り場「信州大学経由浅間温泉行き」に乗り、約15分「信州大学西門前」下車。西門入って直ぐ右手側。
テーマ:21世紀の野生動物のゆくえ
講演者:東北、関東、信州、中部圏で活動している助成団体
対 象:長野近県のWWFJ会員、一般の方々、研究者、行政関係者等
資料代:500円
申し込み:事前申し込み不要
〜 プ ロ グ ラ ム 〜
【テーマ:21世紀の野生動物のゆくえ】
12:30 開場
13:00 開催・挨拶
13:15〜15:20
<助成活動報告>
東北地方のニホンザルの保全のための研究会、公開講座の開催
伊沢紘生(東北ニホンザルの会)【予定】
クマの森プロジェクト「クマの畑」
板垣 悟(ツキノワグマの住処の森を守る会)
奥多摩山地における地域と連携したツキノワグマの適切な保護管理に向けての試行
山崎晃司(奥多摩ツキノワグマ研究グループ)【予定】
鳥獣による被害の把握と対策−市民の眼から−」
川道美枝子(京都市民会議)
日本における外来種管理方策の検討
村上興正(野生生物の保護に係る法体制の検討会)
15:30〜16:00
<話題提供:信州の野生動物について>
信州の野生動物、特にツキノワグマについて
泉山 茂之(高地生物研究所)
長野県における鳥獣保護行政について
中澤 憲昭、佐藤 繁(長野県林務部森林保全課)
16:00〜17:00
【総合討論】(21世紀の野生動物のゆくえ)
17:00 閉会
問い合わせ先:WWFジャパン 自然保護室 シニア・オフィサー 草刈
秀紀
〒105-0014 東京都港区芝3-1-14 日本生命赤羽橋ビル6F
Tel:03-3769-1713 Fax:03-3769-1717
email: kusakari@wwf.or.jp
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フィールドツアーと会員のつどいのご案内
〜信州の野生動物の生息地を見て回ろう!〜
信州は、野生動物のメッカです。シカ、カモシカ、ニホンザル、ツキノワグマ等々、様々な野生動物が生息しています。その野生動物の冬場の生息地を動物達が残した痕跡(フィールドサイン)や冬場だからこを分かる森の様子を見て回ります。今回は、美ヶ原や北アルプス近辺の生息地を見て回ります。野生動物の専門家と一緒に歩きます。運が良ければサルの群れに出会えるかもしれません。
フィールドツアーの後、信州近隣のサポーターの方々との交流の場として「会員のつどい」を行います。WWFの会員であっても、地元の会員同士がふれあう機会がほとんどないのが現状です。是非「会員のつどい」に参加して頂き、会員同士の輪を広げて下さい。会員でない方も大歓迎!
※有限会社アウトバックはWWFジャパンの活動をサポートしております。
〜第20回美ヶ原セミナー〜
『美ヶ原のクマは生き残れるのか?』 (終了しました)
共催:美ヶ原の自然と風土を考える会
信州ツキノワグマ研究会
昨年から、研究会の重要課題の一つとして取り上げている、中信高原地域のツキノワグマ個体群とその生息環境の問題についてオスカー会員が講演します。昨年は、ホープとミハルの2頭の追跡調査も始まりました。調査結果の中間報告も含め、これからの中信高原地域の自然について考えてみたいと思います。(信州ツキノワグマ研究会発行・「信州ツキノワグマ通信」2001年1月22日発行 No.18より)
演題:「美ヶ原のクマは生き残れるのか?」
講師:Oscar C. Huygens (オスカー・ヒューケンス)氏
日時:1月28日(日) 午後1:00〜
場所:長野県松本市中央図書館視聴覚室
資料代金:200円
連絡・問い合せ先:高橋新吾
携帯電話:090-4158-4547
講師のプロフィール:
フランス、パリ郊外に生まれ、米国で学ぶ。
少年時代より自然を愛し、90年に来日してからは、日本のクマの多さに感銘し、独自の研究を続けながら、信州大学の林教授と共に信州ツキノワグマ研究会を設立し、クマと人との共存の問題に力を尽くしている。
第4回東中国クマ集会 (終了しました)
第4回東中国クマ集会
〜ツキノワグマの保護管理と市民との関わり〜
★主催:兵庫県立人と自然の博物館・東中国クマ集会実行委員会
★ 実施要領
(1)日時 :2001年1月28日(日)
(2)会場 :兵庫県立人と自然の博物館 ホロンピアホール
(3)主催 :兵庫県立人と自然の博物館・東中国クマ集会実行委員会
(4)後援(予定を含む):
環境省自然保護局山陽四国地区自然保護事務所・日本クマネットワーク
(5)協賛:竹田家具株式会社
(6)スケジュール(案)
★対象者:一般(中学生以上)
★参加費(※予定料金です。正式決定時に変更の場合があります)
:大学生以上:1000円・中〜高校生 600円(資料・茶菓代などを含む〕
12:00〜 受付開始
12:00〜 展示「ツキノワグマの生態・生息の現況」※主にポスター展示による紹介・書籍販売など
13:00〜13:20 開会挨拶・趣旨説明・講師紹介
13:20〜14:50 講 演 講師:C.W.ニコル 氏(作家)
14:50〜15:00 休憩
話題提供1『クマ類に関わる諸問題』
15:00〜15:20「東中国・北近畿のツキノワグマ地域個体群の現状と課題」:
三谷雅純 氏(姫路工大自然・環境研/ 人と自然博)
15:25〜15:45「(仮題)北摂・六甲山系へのクマの出没と対応について」:兵庫県神戸農林事務所(予定)
15:45〜16:00 休 憩
話題提供2.『野生動物の保護管理と市民との関わり』
16:00〜16:20 「(仮題)野生動物と市民活動」:日本獣医畜産大学野生動物学教室講師 羽山 伸一 氏
16:25〜16:45 「NPO活動が自然保護に果たす役割と可能性」:
中川 功 氏(株)ネイチャースケープ代表取締役
16:45〜17:00 総括・質疑応答「東中国クマ集会の試みとこれからの活動」:司会者
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18:30〜20:00 懇親会(場所未定)
※予約登録制:参加者30名まで。会費未定
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※申込み方法について
8 申込み方法:郵便ハガキまたはFAXで次のことがらを記入の上、お申し込み下さい。
@郵便番号・住所。A氏名(ふりがな)、B電話番号(FAXでお申し込みの方はFAX番号)C「クマ集会参加希望」を明記して下さい。なお、電話での申込みも受け付けます。
★締 切 :平成13年年1月27日必着(参加証は発行しません。当日会場へおこし下さい)
※お問い合わせ・連絡先
兵庫県立人と自然の博物館普及課
〒669-1546 三田市弥生が丘6丁目
TEL.0795-59-2002(直通)
FAX.0795-59-2007